新年度が始まってしばらく経ち、それぞれのペースや課題が少しずつ見えてくる時期になりました。
今週も、生徒様一人ひとりの様子に寄り添いながらお稽古を行いました。
大人の生徒様は、まずご自宅で練習された作品の添削から始めました。
4文字の漢字、カタカナ、ひらがな、どれも全体の体裁が整い、とても自然に書けるようになってきています。
「いろは歌」もかなり書き慣れてこられたようで、線に流れやリズムが感じられるようになってきました。

前回新しく購入された小筆に少し不安があるとのことでしたので、この日は小筆を使って漢字仮名交じり文の練習を行いました。
墨の含ませ方や筆の扱い方を一緒に確認しながら、ゆっくり進めました。

日々お忙しい中でも、ご自宅で丁寧に練習を続けておられる積み重ねが、少しずつ字にも表れてきています。
今後もご無理のない範囲で、楽しく続けていただけたらと思います。
小学生の生徒さんは、この日は学校の漢字の宿題が終わっていないとのことで、まずは1時間ほど宿題に取り組みました。
かなり量が多く、どうしても「終わらせる作業」になりがちな様子も見られましたが、普段のお稽古と同じように、一文字ずつ丁寧に書くことを意識してもらいました。

小石川書塾では、当塾の取り扱いテキスト以外でも、生徒様のご要望に柔軟に対応したいと考えております。
当塾での学びが、学校生活や受験勉強の一助となりますよう、講師が丁寧にサポートいたします。
毛筆では、コンクール課題の「未来の夢」に取り組みました。
のびのびとした線で書くことができ、お名前も上手に入れることができました。
別の生徒さんは、硬筆でピラミッドドリルの接続詞を含む文章に取り組みました。
筆圧もしっかりあり、力強く書けていましたが、時折、点の打ち方などが急いだ印象になってしまう文字も見られました。
書き直しでは、一文字ずつ丁寧に向き合うことができ、とても美しく整った字を書けていました。
毛筆では、先週に引き続き「やしのみ」の課題に取り組みました。

特に「の」の筆の運びに難しさが見られましたが、繰り返し練習する中で、少しずつ動きが安定してきています。
お名前の練習にも集中して取り組むことができ、最後まで落ち着いて頑張る姿が印象的でした。
新学期の疲れも出やすい時期ですが、それぞれの「できた」を大切にしながら、安心して取り組める教室でありたいと思っています。