一つひとつの課題に向き合いながら、「書くこと」が少しずつ自分のものになっていく、そんな時間が流れていました。
回文の課題では、言葉の面白さに触れながら、楽しそうに取り組む様子が印象的でした。
遊び心のある内容の中にも、しっかりとした集中があり、自然と意欲的に進めていく力が育っています。
方眼に書かれたひらがなは、ほとんど直しがいらないほど整っており、日々の積み重ねがしっかりと形になっていました。
「書きやすい」という感覚を大切にしながら、これからは白い紙の上でも同じように安定して書けるよう、少しずつ広げていきたいところです。


毛筆では、新しい課題にも触れながら、自分に合った書きやすさや表現を探していく段階にあります。
いろいろな字に出会うことで、「これが好き」「これが書きやすい」という感覚が少しずつ見えてきます。
その中から、これからじっくりと一つの作品へと深めていく時間が始まっていきます。

別の生徒様は、コンクールの課題に継続して取り組む中で、少しずつ手応えをつかんでいきました。
最初は難しさを感じていた筆の動きも、繰り返しの中で安定し、最後にはしっかりとした一枚を書き上げることができました。
じっくりと向き合う集中力は、大きな強みです。
その力が、これからの確かな上達へとつながっていくことが感じられました。

下に置いていた時とはまた違って見えて、
良い点、改善点が明確になります
ご自宅での練習を重ねている生徒様も、線の質がぐっと良くなり、全体のバランスも整ってきています。
一画一画に意識が行き届き、落ち着いた中にも力のある文字が印象的でした。


さらに上の級に向けての挑戦も始まり、目標に向かう姿勢がとても頼もしく感じられます。
日々の積み重ねと、ご自宅での練習が、確かな力となって表れていました。
楽しさ、難しさ、そして「できた」という実感。
そのすべてを重ねながら、それぞれの歩みで、書く力が育っていく時間となりました。